人事・労務に関する御相談は信頼と実績の雇用システム研究所

社会保険・労働保険の御相談は信頼と実績の雇用システム研究所

雇用システム研究所 トップページ雇用システム研究所 個人情報保護方針雇用システム研究所 メールマガジン雇用システム研究所 お問い合わせ
雇用システム研究所 >> メールマガジン >> セクハラを考える(3)

セクハラを考える(3)


        ☆雇用システム研究所メールマガジン☆
                                第29号
                              2006/10/01
          http://www.koyousystem.jp


秋もようやく深まってまいりました。
みなさま、いかがお過ごしですか?

雇用システム研究所メールマガジン第29号をお送りします。


宴会はセクハラの温床(?)----セクハラを考える(3)


 三度(みたび)セクハラの話です。
 つい最近も、某テレビ局のチーフアナウンサーが、出張先の宴席で系列局の女子アナにセクハラ行為を働いたかどで、降格となったとの報道がありました。
 アルコールは、理性の働きを後退させるように作用します。
 多少の粗相があっても"酔った上でのこと"で許される「寛容」な風土ともあいまって、宴席はセクハラ発生のリスクがハイレベルな場所であるといえます。
 名古屋市の調査によると、企業に勤める3〜4割の女性が、宴席での「お酌もしくは盃を受けること」「ダンスや肩を組んでのデュエット」の強要を経験しているとの結果が出ています。

☆☆ 宴会でのステレオタイプの役割分担 ☆☆

 セクハラの温床(?)かもしれない「宴会」ですが、もちろん、効用だってあります。

 日頃の用件中心のやりとりでは伺い知れない仕事仲間たちの"人となり"を知ることができます。気脈が通じれば、仕事上の多少の失敗や不調があっても、お互い相手を気遣う気持ちの態勢ができてきます。あるいは、その席かぎりの無礼講で本音をぶつけ合うことで、組織の「凝り」がほぐれたりもします。人間は社会的動物ですから、本能として安全かつ安心できる所属先を求めます。飲ミュニケーションは、その行動様式の一つの現れだともいえましょう。

 しかし、私たちは「水割りを作るのは女性の役割」とか「主賓の横には若い女性を配すべし」というような"型"を、無意識的に踏襲していないでしょうか。日頃職場で"対等な関係"を標榜していても、宴席ではあっさり「女は女」と括って所定の役割を期待するならば、女性に不評なのも無理なからぬところです。
 このようなステレオタイプの宴会が、アルコールの酩酊と合わさって男性の権力感情を増幅させ、性暴力を含む悪質なセクハラ発生の下地となっていることは否めないでしょう。

☆☆ 女性は「気の利く補助者」で「疲れを癒してくれる存在」 ☆☆

 ある調査によると、男性社員の女性社員に対する認識は、次のようなものなのだとか。

 気の利く補助者  31.4%。
 有能なパートナー 26.0%
 特に印象はない  15.3%
 仕事の疲れをいやしてくれるような存在 9.4%
 いろいろとハンディのある存在     9.0%
 権利だけを主張し、責任を果たさない迷惑な存在 4.6%
 負担を増やす存在 1.8%
 男性の優位を支える強く、差別された存在 1.5%
 有力な競争相手  0.9%
(平成4年 日本労働研究機構調査〈現・独立行政法人 労働政策研究・研修機構〉)

 前号でも述べましたが、仕事のパートナーとして尊重・尊敬し認め合っているかどうかがセクハラ問題の本質です。アルコールが入ってリスクの高まる宴席で女性社員にコンパニオン的な役割をさせることが、いかなる意味を持つのか。考えさせられます。 (福島敏之)


ワンポイント講座 ……………教育指導編……………


〜「教え上手のキーワード」〜

教え上手といわれる人はどのように教え、コミュニケーションをとるのでしょうか?
それを考えるために、まず教え下手といわれる人の特徴をいくつか挙げてみます。

・ 教える側が、教える内容を理解していない
・ 話が一方的である、また自己満足的な教え方をする
・ 相手が理解しているかを把握しない、しようとしない
・ 気分に左右される

では、これらに共通することは何か?それは『自己本位』であるということです。自分本位(=自己中心的)を推し進めることは相手を無視し、存在を消すことです。
自分が何かを発信し、投げかけたとしても、それを受け止めてくれる相手がいなければ、その投げかけは無意味化します。そのため、自己本位で教えても上手く相手には伝わらず、教育は成功しません。
 さらに、教えるということは、自分の知識や経験をただ相手に伝えることだけではなく、相手に内容を理解させ、その成長を助け導くことです。
だからこそ、教え上手の人は『相手本位』で相手の立場に立って考え、教え、コミュニケーションを築く必要があるのです。

『教え上手のキーワード』それは、

・ 信 頼 
・ 支 援 
・ 成 長 

『教え上手な人』は教える相手と信頼関係を築き、教えやすい環境を作ります。
そして、相手の問題解決の支援をし、『学び上手に育てる』のです。そのために『相手本位』でコミュニケーションを築きます。伝えるよりも「伝わること」を考え、また、相手を理解しようと努める、それが教え上手の第一歩です。  (野口)


■新刊本の紹介■   好評販売中

  モチベーションを高め有能な人材を確保する
  パート・高齢者・非正社員の処遇のしくみ

 著者 白石多賀子・横山玲子・小松紀子・中村美智子
中央経済社 発行  定価 2,200円
パート等の非正社員の活用の仕方で、企業の生産力に格差がつきます。
今、雇用問題では、団塊世代の大量定年退職の2007年問題、非正社員の処遇問題があります。これらの問題を解決するために第一歩を踏み出していただきたいと願い執筆しました。また、労働基準法等の法律解説、労働・社会保険の知識についてもわかりやすく解説しています。

 お求めは、最寄りの書籍販売店、または、雇用システム研究所までご連絡ください。


■ビデオの推薦■


 「雇用延長! 65歳定年か  再雇用か」  労働調査会 開発局企画・販売
  各巻 38,000円 2巻セット 75,000円  監 修  白 石 多 賀 子
  
平成18年4月1日より「高年齢者雇用安定法」が改正されます。
改正法の基本と導入の留意点等について事例を含めてわかりやすく説明しています。


◆ 編集後記◆  

  ある社長の一言「付き合うなら、自分よりレベルの高い人と付き合いなさい。」
 その社長曰く、「下を見れば多くの人がいる。それに満足していればそれまで。上を見れば、また多くの人がいる。上の人と接することで自分にない部分がわかり、努力することによりさらに大きな人間になれる。」とのことです。上の人とは、業界に関係なく高い意識を持って行動している方とのことです。
 私は、思わず「どのようにすれば、レベルの高い人と付き合えますか」と尋ねたところ、「家庭の躾かなー」との一言でした。
 相手を思いやる心があれば、相手は心を開いて受け入れてくださいます。そして「相手を思いやる心」は、家庭の躾の中で育まれるとのことです。
 先日、内野崇学習院大学教授が、最近の新入社員の傾向として、(1)他者に対する気配りができず無神経、(2)困ったときや困難になると逃げ腰になる。
「人間として大きくなるためには、辛い道をいく」ことなので、家庭で指導してほしいと話されていました。
「家庭の躾」に対する声が高まってきたと感じるのは私だけでしょうか。  (白石)

------------- ☆  ☆  ☆ --------------
発行者  雇用システム研究所 代表 白石多賀子
     東京都新宿区新小川町9番5号畑戸ビル   
     アドレス:info@koyousystem.jp



今週のメールマガジン第29号はいかがだったでしょうか?

お楽しみいただければ幸いです。これからさらに内容充実していきたいと思います。
ご感想は info@koyousystem.jp にお願いします。
「こんな記事が読みたい!」というリクエストも、遠慮なくどうぞ。
次回の配信は10月中旬頃情報を送らせて頂きます。

e-mail: info@koyousystem.jp
http://www.koyousystem.jp



メールマガジンの配信が不要な方は、お手数ですが、
こちら http://www.koyousystem.jp/magazine.html から配信停止を行って下さい。



・『雇用システム研究所メールマガジン』に掲載された情報を許可なく転載することを禁じます。



雇用システム研究所 事業案内
雇用システム研究所 組織づくり
雇用システム研究所 人事制度
雇用システム研究所 教育・研修
雇用システム研究所 メンタルヘルス
雇用システム研究所 お客様向けサービス
雇用システム研究所 個人情報保護方針
雇用システム研究所 お問い合わせ
雇用システム研究所 事務所所在地




Copyright(c) 1998-2015 KOYOU SYSTEM Co.,Ltd. All rights reserved.